10 SERIES MATRIX  シリーズ全体図
アイダ・ロルフは、ロルフィング(Structural Integration)を行う基本的な戦略を「レシピ」と
呼ばれる10回のセッションのシリーズとしてデザインしました。@表層AコアB統合という
3つのフェーズから構成されたこのシリーズは、重力下(日常)で身体を統合へと導きます。







 GOALS  各セッションの目的
例えば、「呼吸を楽にする」ということが第1セッションのゴールとなります。
ロルフィング10シリーズでは、このように毎回異なるゴールが設けられています。
各回のゴールは連携しあい、相乗的に「統合のセッション(S10)」へと向かいます。

        






 PRINCIPLES  5つの原理


ロルフィング10シリーズは、後進への教育ツールとしてアイダ・ロルフによって
生み出されました。後にジェフリー・メイトランド*達がレシピの潜在的な論理を
「Principles」という5つの原理に抽出しました。その原理は10シリーズに通底し、
各セッションのテクニックの根拠ともなります。
*The Rolf Institute(ロルフ研究所)教員


  Wholism(全体性)
ロルフィングは身体を分割し、その一部に対症療法的にアプローチする様な技法ではなく、
継続的なセッションを通して全身が再組織化してゆくプロセスです。ロルファーは機能不全
のエリアを観て、それが重力を軸とした身体全体の構造(機能)の一部に戻るよう促します。
ロルフィングは心身含めた、人間のあるがままの存在(being)をその対象とし、その全体性に
対して身体的側面からアプローチしてゆきます。他の全ての原理はこの原理に基づきます。

Adaptability
(適応性)

植物の萌芽にはそれに適した条件やタイミングがあるように、新しい秩序が施術によって身体
から引き出されるには、身体に変化を受け入れる 態勢(適応性)が整っている必要があります。
ロルファーは、この変化に対する「適応性」を見出す為の準備のワークに多くの時間をかけます。
例えば#1セッションでは、#2セッションでの下半身からの変化を十分受け容れる下地(適応性)
をあらかじめ上半身に用意しておきます。

Support(サポート)
足からの「サポート」が感じられることで私たちは地面に倒れ込むような原初的な恐怖を克服し、
自然に姿勢を保つことができます。 反対に、もし「サポート」を信頼できない場合、膝のロック等
をして、絶えず自らの重みを引き上げる努力を要することとなります。 例えば#2セッションでは、
下半身は、上半身が十分に変化する為に必要な支持(サポート)を提供します。

Palintonicity(二方向性)
植物の根が下方向に伸び、茎が上方向に伸びることでバランスを保つ様に、身体は反対の
ベクトルに伸び合うことでサポートし合い、調和します。 ロルフィングによって地に足の着いた
身体は、上方向に自然にリフトされる様な感覚(軽さ)を得ます。上−下だけでなく、前−後、
左−右、内−外、水平−垂直、回転方向にも、身体は等しい長さ・動きを必要としています。
中心感覚はこの二方向性の実現によってもたらされます。

Closure(終結)
草木の種子が果実を結ぶように、ロルフィングのプロセスにも始まり〜終わりがあります。
植物が自らの力で生長していく様に、身体が内側から伸展してゆき、自らバランスをとろう
とする力が動き出す時が新たなステージ(日常)への自立と探求のスタートとなります。
シリーズ終了後、日常生活において変化が継続・進展される時、「終結」の原理は達成されます。
 








 IPR QUOTES  アイダ・ロルフの言葉

アイダ・ロルフが、自らが創出した「レシピ」(ロルフィング10シリーズ)に寄せる言葉です。









                 

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